ワームの動かし方やリーリングスピードなどを覚えると簡単に釣れるようになるミドスト。
しかし、いくら練習してもあまり釣れない。という人も居るかと思います。そんな人は一度自分が使っているロッドを見直してみてください。
もしかすると、今、釣れないのは使っているロッドに原因があるかもしれません。
僕自身もミドストが大好きで今までにいろいろなロッドを買ってきて今になっては最高のロッドに出会えましたが、それ以前は硬さ表記だけを見て「ULだからミドストに適しているだろう」という浅はかな考えだけで購入してきました。
なのでそんな僕みたいにならないように、使うとミドストが上手くなるロッドを皆さんに紹介していきます。
ミドストロッドは硬さ表記で選ぶな
まず、ミドストは常にロッドをシェイクするのでロッドは柔らかくないといけないと思っている人がたくさん居ると思います。
確かにロッドは柔らかくないといけませんがこれじゃ50点の回答です。
主にロッドの硬さ表記はULやLなどで記載されていると思いますがただ柔らかいロッドとなるとULならかなり柔らかいロッドになりますよね。
しかし、ここで単純にミドストならULだろうとULのロッドを購入すると後悔することになります。
テーパーで選ぶ
上記で硬さ表記だけで購入すると後悔すると書きましたが、じゃあどこを見て判断するのがいいのか。ということなんですがズバリ、ロッドのテーパーで選ぶのが大切です。
ロッドのテーパーは主に3種類あって、ファストテーパー、レギュラーテーパー、スローテーパーがあります。
このテーパーというのはロッドが力を受ける支点の位置がティップよりなのかバットよりなのかということです。ファストはティップ付近、レギュラーは4番ガイド付近で一番ロッドがきれいに曲がるテーパーでスローというのがバット付近に支点があるテーパーのことを言います。
今回紹介するミドスト用に適しているロッドのテーパーは力の支点がバット側にあるスローテーパーです。
なぜ、スローテーパーがいいのかというと、ミドスト自体2~4インチのワームに1g~2gぐらいの比較的軽いリグになるのでファストテーパーのロッドの竿先でシェイクするのはかなり難易度が高く難しいです。使い手がシェイクしているつもりでもワームが全く動いていないということがあります。
なのでスローテーパーのロッドを使ってロッド全体にリグの重みを感じながらシェイクするとうまくアクションさせれると思います。
硬さ表記はリグの重さで
先ほど硬さ表記だけで選ぶと後悔すると書きましたがテーパーを理解し、ロッドを選べるようになったら次にロッドの硬さ表記を見ましょう。
僕自身の感覚の問題ですが2~3インチのワームに1.5gぐらいまでのジグヘッドならUL表記の硬さがちょうどいいと思います。4インチクラスのワームや2g以上のジグヘッドなどを多用する方でしたらUL表記のロッドだったら少しだるさを感じるかもしれないのでLクラスのロッドがいいと思います。
ミドストが上手くなるロッド
上記で書いた特徴を持っているロッドを使うことによって自分が上手くなったかのように今まで釣れなかったミドストで釣れるようになると思いますので気になるロッドがあればぜひ購入して使ってみてください。
①フェンウィックリンクス64SULJ
ミドストといえば!というほどのロッドで使用用途に特化させたロッドが多いフェンウィックというメーカーのリンクスになります。
このロッドはミドストのためだけに作られたロッドでミドストを本気でやるならこのロッドが間違いないです。この機種の他にこれより軽量なリグをストレスなく扱うためにXULもラインナップされているので気になった方は見てみてください。
②フェンウィックエイシス64SULJ
④ノリーズSTN640LLS
⑤バンタム274M
まとめ
僕が思うおすすめなミドスト用ロッドを紹介しましたがどうだったでしょうか。
やはり僕の一押しはフェンウィックですね。あそこまで特化させれるのはフェンウィックしかないと思っています。しかし、まだいろいろなロッドがあるので自分で探し出すのもまた、面白いかもしれませんね。
最後にまとめるとミドスト用のロッドはレギュラーテーパーからスローテーパーでULかL程度の硬さ表記のロッドを選ぶと間違いはないと思いますので参考にしてみてください。